装置の開発・発注の背景

導入

食品および飲料製造業界では、製品の品質保持と生産効率の向上が常に求められています。
特に、製品の容器や樽の洗浄と検査は、品質管理の要となる工程です。既存の設備では、洗浄と漏れ検査における精度の限界が指摘されており、これを改善するために、イシダテックは最新技術を駆使した「ネックウォッシャー・口金漏れ検査装置」を開発しました。
この装置は、高精度な洗浄と検査を一体化し、生産ラインの効率化と品質向上に寄与します。

概要

本装置は、10Lおよび19Lの実樽のネック部分を洗浄し、樽口金の漏れを検査するために設計されています。
ネックウォッシャーでは倒立姿勢の樽を洗浄し、口金漏れ検査機では正立姿勢の樽を検査します。
検査ヘッドは3つ搭載しており、1時間に最大900樽の処理が可能です。不良樽や未確認樽はリジェクト装置で排出し、品質を確保します。

装置の能力

本装置は、1時間に最大900樽を処理する能力を持ち、高速かつ高精度な洗浄および漏れ検査を実現します。

詳細

独自性: 樽のネック部分と口金を個別に処理し、洗浄と漏れ検査を一体化した装置で、効率的な運用を可能にします。
安全性: 導電率計による正確な検査機能とリジェクト装置による不良品の自動排出機能を備え、品質管理を徹底しています。
動作フロー: 樽搬送から洗浄、検査、リジェクトまでを自動化し、連続的で効率的な生産フローを提供します。

機械寸法

ネックウォッシャー:800×2400×H2200
口金漏れ検査機:1100×3600×H3300

アピールポイント

本装置は、既存の生産ラインに容易に導入できる設計が施されており、高い耐久性と安定性を持っています。
また、主要部品は信頼性の高いメーカー製で構成されており、メンテナンスの簡便さも特徴です。

担当者より

「この装置を導入してから、洗浄と検査の精度が向上し、製品の品質維持が一段と強化されました」とのお声を頂いております。イシダテックは、これからもお客様の生産効率と品質管理を支える高品質なソリューションを提供し続けます。
ぜひ、製品に関するご質問やご相談がございましたら、お気軽にお問い合わせください。