装置の開発・発注の背景

導入

味噌の製造工程において、正確な充填と安定した品質管理は極めて重要です。
特に、多品種少量生産が進む現代においては、迅速かつ高精度な充填装置が求められています。
従来の充填装置では、充填量のバラつきやオペレーションの効率低下が課題とされていました。
これらの課題を解決し、より効率的な生産体制を構築するために、イシダテックは最新技術を採用した味噌定量充填装置を開発しました。

概要

本装置は、味噌原料を空段ボールに定量充填するための装置です。
モーノポンプを用いて味噌を移送し、計量器で正確な充填量を測定します。
充填が規定量に達しない場合には警報を発し、その履歴をタッチパネルに記録する機能も備えています。
操作性を考慮し、三菱電機製GOTタッチパネルを使用した直感的なインターフェースを提供します。

装置の能力

本装置は、10kgおよび20kgの味噌を充填する能力を持ち、10kgの場合は15秒/箱、20kgの場合は25秒/箱のタクトタイムで処理が可能です。

詳細

独自性: 高精度な計量と自動警報システムを組み合わせた設計で、充填ミスを最小限に抑えます。
安全性: 操作ミスを防ぐためのインターフェース設計が施されており、作業者にとって安全かつ効率的な運用が可能です。
動作フロー: 味噌の移送から充填、計量、履歴管理まで一貫した処理を自動化し、作業の効率化と品質の安定を実現します。

機械寸法

L850×W650×H1000

アピールポイント

この充填装置は味噌原料だけではなく、多品種生産にも対応可能な柔軟性を持ち、既存ラインへの導入が容易です。
また、メンテナンスが簡単で、長期的な運用コストを削減する設計が施されています。

担当者より

「導入後、充填精度が大幅に向上し、生産ラインの効率化が実現しました」とのお声をいただいております。
イシダテックは、これからもお客様のニーズに応じた高品質な装置を提供し、生産現場の最適化を全力でサポートいたします。
ぜひ、製品に関するご質問やご相談がございましたら、お気軽にお問い合わせください。